地面師再び!なくならない詐欺に注意
大阪で14億円をだまし取る地面師詐欺がありました。
ネットフリックスの地面師詐欺を知っててもひっかかります。
詐欺に十分気を付けましょう。
大阪の真ん中、繁華街ミナミのあたりにあるビル3棟が売りに出されていました。といっても、本当の所有者が売りに出していたのではなく、地面師たちが売りに出していたのです。
本当の所有者でない人が、所有者のふりをして売るというためには、会社の代表者にならないといけません。今回は、偽造の借用証で所有者の住民票を取り付け、そこから免許証を作成して、代表者の変更登記を行うという手の込んだ手法で舞台を整えました。当然一人ではできませんから、ドラマと同じようにチームが組まれています。偽造の免許証を見たことのある人はあまりいないと思いますが、実際に公的な手続をクリアするくらいですから、品質的には本物と見分けがつかないくらいです。
地面師たちが売りに出す物件は、それだけの準備をしてということになりますからある程度大きな物件、10億単位のものになってきますので、今のように不動産の価格が非常に高い時期に少しディスカウントして売りに出すと、多くの買主が興味を示します。お得感を出す価格設定は詐欺の第一歩ですね。
もちろん、安い物には理由がないといけませんので、通常は、相続でもめているとか、お金が至急必要だとかいう理由を付けて売りに出されます。
そして、もたもたしていると本当の所有者にばれてしまいますから、詐欺師は急ぎます。今しかない、ここだけの話、特別なお話ですなどは、詐欺師が毎朝唱えている呪文のようなものです。十分気を付けましょう。
既にここまで読んでれば、そんな怪しい話にひっかかるってないよねと思われる方も多いですよね。しかし、振込詐欺の件数が令和6年の1年間で2万1403件もあるくらいですから、どんな人にも詐欺にひっかかる可能性はあるんです。海千山千の不動産業者が地面師に騙されることからも、私たちの周りにいる詐欺師に引っかかる可能性は、あるんだという謙虚な気持ちをまず持ってください。
そして、いい話があるなあって思ったときは、自分だけで独り占めせずに信頼できる人に相談しましょう。第三者の方が、冷静で中立なこともあって、詐欺を見抜く可能性が高いです。
全ての詐欺は、人間の欲が原因で引っかかるものです。うまい話はないということを肝に銘じて、せっかく稼いだお金を取られないように、慎重な行動をお願いします。
もし、相談する相手がいなければ、いつでも弊所担当弁護士までご相談ください。
以上





