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大雪で出勤不能になったら

 2月5日の積雪で首都圏の交通がマヒしました。
無理に出勤しようとして転倒や衝突などの事故になってはいけません。
在宅勤務をうまく絡めて事業の継続を図りましょう。

 2月5日の積雪は、東京都心で8センチメートル積もるなどかなりな量の雪になっています。北陸や東北、北海道などでは雪もたくさん降りますが、社会インフラもいろいろ対策を練っているのでニュースにはまずなりません。東京を中心とした関東の平野部は、人口が密集しているうえに、雪が積もることは一年に一回あるかないかの出来事なので、たちまち車も動かず、電車のダイヤにも大きく影響します。ワイドショーやニュースも、大雪ばかり報道されています。

 幸いにして現在の天気予報では、大雪で交通網がまひするかどうかはかなり正確にわかるので、事前の予測と、予測に基づく対応をすることが可能になっています。ニュースを見ていると、雪が降ってからのインタビューで、飛行機乗れない、長距離バス動かない、電車止まってるなどと答えているところをみると、気の毒ではありますが、どうして雪の中移動を試みるんだろうと思います。

 では、自分が経営者の立場になって考えてみましょう。

 製造業であれば、従業員が出勤できないので製造ラインを動かすことが不可能となり、物そのものが作れない。物流が寸断されるので出荷もできない。出勤した従業員の帰宅がままならなくなる。

 小売業であれば、商品が届かない、従業員が出勤できないので顧客対応ができない、顧客が店舗まで辿り着けない。

 サービス業であれば、オーダーが受け付けられない、顧客からキャンセルの連絡が入るが対応もできない、従業員も出勤できない。

 対応すべき課題は山盛り考えられますが、課題が明確になれば対策も考えられるものです。取引先(顧客を含む)や従業員との連絡も携帯やネットの利用により、かつてより容易になっていますし、物については在庫をどの程度積んでおくのかなどにより予め相当程度の対応が可能になります。場所を問わないで連絡可能であるからこそ、IT機器をうまく利用して、移動が困難になる際の対応を考えておく必要がありますね。

 さらに言うと、積雪だけでなく企業活動の継続(BCP)を脅かす危険は、災害大国と呼ばれる日本ではたくさんあります。また、コロナウイルス感染症のような新たな脅威も登場しています。私たちを取り巻くリスクに対応するためには、事前の準備と法律や契約書の理解(リスクの管理)が大切になりますね。  

以上

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