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トランプ大統領、コロナウイルス移すのでは。。

トランプ大統領がコロナウイルスに感染したのには驚きました。
早々に退院しましたが早い回復を祈ります。
職場などで他人にコロナウイルスを感染させたらどうなるでしょうか。

日本では総理大臣の交替や、GO TO キャンペーンなどにより、コロナウイルスの感染者数に一喜一憂する状態から徐々に脱しつつあります。しかし、世界を見渡すと依然としてコロナウイルス感染症の新規感染者数は大幅な増加を続けており、経済や市民生活に大きな影響を与えています。

特に驚いたのが、米国のトランプ大統領がコロナウイルスに感染して、入院までしてしまったことです。米国大統領が入院するのは、会社で言うと社長がいきなり入院するようなものです。社長がいないと社員は右往左往しますが(案外いなくて伸び伸びできるかもですけど)、米国大統領の場合は、米国民3億2800万人もですし、もっと言うと世界の人口約77億人全体に大きな影響を与える可能性があります。

トランプ大統領も、徹底した消毒など感染症には十分気を付けていたと思いますが、それでも選挙の集会などでたくさんの人に会っていたからでしょうか、とうとう感染してしまいました。トランプ大統領は、コロナウィルスを恐れるなと繰り返しアピールしており、マスクもほとんどしていなかったのが原因かもしれません。やはりマスクは大切な気がします。

さて、コロナウイルス感染症は、日本では指定感染症なので、隔離の必要があります。職場では、出勤を停止してもらうことができますし、濃厚接触者についても出勤を控えてもらうなどのルールを定めている会社が多いでしょう。濃厚接触者の家族など濃厚接触者の濃厚接触者はどうするかとか微妙な問題はありますが、基本的には、感染拡大を防止するという観点から対処するということになるでしょう。

しかし、トランプ大統領のようにごくわずかな時間で退院した場合、体内にコロナウイルスが残っていることが考えられます。普通はPCR検査などで陰性が確認されてから復帰となりますが、自己判断などで大丈夫ということで外出する人もいるかもわかりません。

その場合、他人にコロナウイルス感染症を移してしまったらどうなるでしょうか。

自分がコロナウイルス感染症に感染して治っていないことを知っていて、誰かに移るかもと思いながら、外出等により他人に感染させた場合、民事上は損害賠償請求、刑事上は過失致死傷罪が成立します。過失致死傷の場合50万円以下の罰金が課されます。もっとも、実際にはウイルスが誰から移ったかということの証明は難しいので、刑事罰に問われることはないでしょう。いずれにせよ、感染の疑いがあれば、他人に感染させないよう細心の注意が必要ですね。

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