明石市長の辞職からパワハラ問題を考える。
明石市の泉前市長のパワハラ発言が問題になっています。
録音はされているものと思いましょう。
いつでも、どこでも、誰にでも同じ姿勢が大切です。
兵庫県明石市の泉市長(正確には前市長)がパワハラ発言で辞職に追い込まれました。
泉市長は、子育て支援のための条例を制定したり、児童相談所をたくさん設置したり、常勤弁護士を配置したり、非常に意欲的な取り組みの多い市長であっただけに、今回の件は驚きをもって受け止められています。
他方で、選挙が近いことから、謀略という説もあったりします。
いずれにせよ、報道されている泉市長の発言は、上司が部下に対して語り掛ける言葉ではなく、というか、人間としてアウトの域に達しているので、今回の辞職もやむを得ないところかと思われます。
泉市長は、弁護士資格も有しているだけに、本当に痛いところです。
今回の件で学ぶべきは、録音が簡単になされているところです。
実際に、民間の企業で、今回のように録音されている件を担当したこともありますが、パワハラ発言が問題になっているときに、録音は強力な証拠になってしまいます。
特に、発言する側はヒートアップしていますが、聞いている方は意図的に録音しているので、内心もっと言いやがれくらいに思っています。
現代では、録音が簡単にできるので、録音されているものと思って、上司の方は部下に対応する必要がありますね。
このような話をすると、よく何も話せないという方がいますが、いつでも、どこでも、誰にでも、同じような姿勢で話をすることが大切なことです。
パワハラになるような圧迫的な発言は、決して部下の心には響きません。だからこそ、録音されて問題にされるのです。 いつでも、どこでも、誰にでも同じように語り掛けましょう。