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良い弁護士の見分け方!

日本には、約4万人の弁護士がいます。
弁護士という資格を持っているから、皆同じ仕事の質ではありません。
変な弁護士に引っかからないよう気を付けましょう。

「今日は暑いね」という一言から何を感じるでしょうか。
日傘や飲料メーカーの社長なら、自社製品の売れ行きが良くなるという見込み。
外回りの営業マンなら、汗だくになってたまらないという気持ち。
電力会社なら、電力供給が大丈夫かなという不安。

同じ言葉にも、発言する人の個性や立場によって、全然意味が異なってきます。
このため、人と人は、100%通じ合ったコミュニケーションをできないので、トラブルが生じてしまうことが避けられません。

そこで、トラブルを解決するためのルールとして法律があり、ルールをジャッジするために裁判所があります。そして、法律や裁判のプロとして弁護士が登場してくることになります。

身体のトラブルである病気を診てもらう医者に名医とやぶ医者がいるように、弁護士にも良い弁護士と悪い弁護士がいることも、先ほどの「今日は暑いね」という一言の解釈ですらいろいろであることからおわかりいただけるでしょうか。

人の発言や行動の意味を、正しく理解することは腕の良い弁護士でないとできませんし、自分勝手な解釈では法律や裁判所の判断に堪えられず、主張が認められないことになります。

では、どうやって、よい弁護士を見分けるのでしょうか。
ネット?紹介?
いずれにせよ、一度は直接会って話をしてみないといけません。
こちらが思っていることをちゃんと聞いて、しっかり理解してくれることが第一です。
そして、その弁護士が語ることがこちらに理解しやすいことも必要です。

依頼者⇄弁護士のコミュニケーションがうまくできる弁護士こそ良い弁護士です。

貴方にとって最良の弁護士が選べるよう、慎重に確認しましょう。

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