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電通過労死事件と裁判、指名停止

電通の女性社員の過労自殺から1年半が経ちました。
前途ある若者が命を絶つという悲しい出来事が起こりましたが、事件による電通への影響はどのようなものがあるでしょうか。

厚生労働省は、電通を6カ月間の指名停止にしたことが、先ごろ発表されました。

過去の実績では年間2億円程度の仕事を受注していたので、約1億円程度は減収になると見込まれます。

また、刑事手続では略式手続という簡易な手続ではなく、正式裁判になることが決まりました。

厳格な手続を通じて、その責任が問われることになります。

そもそも、会社が社会に存在する意義の一つに、社員の働くことを通じて幸せな人生を送ることがあることを考えると、社員が過労から自殺することなどあってはならないことです。

電通は、日本を代表する大企業であり、過去から何度も過労で問題が発生しているので、今度こそ企業体質を改めてもらいたいものです。

同時に、みなさんの会社や、お取引先でも労務環境がよくないということはないでしょうか。

自分の会社であれば、労務環境の改善に直ちに取り組まないといけませんし、お取引先で労務環境がよくない先には勇気をもって意見するくらいでよいのではないでしょうか。

長期的に見ると、労務環境の良くない会社の業績は、必ず低下していきますので。

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