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不動産の値段とは?~不動産鑑定の意味について~

今年も路線価が発表されました。
ご存じのとおり土地は「一物四価」とも「一物五価」ともいわれており、路線価はそのうちのひとつにすぎません。
では不動産の評価については、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

今年も路線価が発表されました。
日本で一番土地の価格が高い銀座ではとうとうバブル超だとか。
他方で地方では土地の値段が下がるまだら模様となっています。

そもそも、一つとして同じ物がない不動産では、その値段も取引をする人同士で決めるしかないところから、いったいいくらが適正な価格なのか評価する人によって大きく差が出てきます。

「忖度」という流行語を生んだ森友学園問題でも、土地の値段が極端に安いのではないかということが大問題となりました。

高いか安いかの目安をはっきりするために、不動産鑑定という制度があるのですが、これも森友学園問題などで言われるように、鑑定自体の信頼性が問われる事態となっています。

国土交通省も、不動産鑑定士は不当な要求は断ることができるという規定を盛り込む方針だということです(考えてみたら当たり前のことですが)。

相続や自社株対策で不動産の評価が必要になる場面は多いですが、後で問題とならないよう、不動産鑑定を行うこと、鑑定にあたっては信頼できる不動産鑑定士を頼むように心がけましょう。

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